舌癌の放射線治療による後遺症は、放射線を癌細胞に照射し、攻撃
するのは良いのですが、残念ながら健康な細胞まで攻撃してしまうこ
とによって生じます。
放射線治療に使われている放射線は、技術的な進歩が行われ、
治療の正確性は増していますが、現状では様々な副作用が存在しま
す。
【舌癌の放射線治療による副作用】
照射される人体の部位、臓器などが焼けどを負ったようになります。
外照射(人体の外から放射する)する場合、放射線はまず皮膚を通
過せざるを得ませんので、程度の差はあれ、皮膚に炎症を起こしてし
まうことになります。
舌癌の場合、照射する回数によって差が出ますが、
舌が腫れて、食事も会話も困難な状態になることが考えられます。
また、味覚も一時的に感じられなくなり、唾液腺を痛めた場合は
唾液が出なくなり、口が渇く状態になることも報告されています。
さらに舌癌が転移して、のどや食道の粘膜へ移った場合、その部位
に照射するわけですから後遺症は現れます。
のどや食道の場合、飲み込む時の疼痛をひきおこすことがありま
す。
また照射部位にかかわらず、全体的な後遺症が存在します。
全身の倦怠感や食欲不振、吐き気などが報告されています
照射期間にもよりますが、上記のいずれの場合も、照射を中止すれ
ば回復が見込めます。
一時的な後遺症ー副作用と呼ぶべきですがーになる場合がほとんどですから、それなりに対策を設けられるはずです。
唾液腺が正常に機能せず、口が渇くならペットボトルの水やお茶を
手元に置いておく、食事が困難なら流動食にする、会話が困難なら筆
談を行うなどです。
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