2008年09月23日

舌癌のリハビリに必要なもの

 舌癌のリハビリというのは多くの場合は舌を切除した時のことでしょう。
 
 舌を切除すると食事の障害である嚥下障害といわれる後遺症、会話の障害である構音障害といわれる障害、そして味覚しょうがいという代表的なものでも3つ存在します。

 食事の障害と効果を発揮するのが流動食でしょう。
 
 最初のうちは食事も上手く出来ないでしょうから流動食によって食事を楽しむことが出来るでしょう。

 自分が好きなものを食べたい時はどうすればよいでしょうか?

 この場合はミキサーやすり鉢などを活用すると良いでしょう。

 絶対にあれが食べたい、ということになりますし、何より舌癌というだけで精神的なストレスも強いでしょうから好きな食べ物くらい食べる方が精神衛生上も良いでしょう。

 例えばバナナを食べたいと思ったらミキサーにかけてバナナジュースにする。

 比較的小さいものならすり鉢でつぶして食べられるようにするなど食べられるものに幅が出てきます。

 その他、舌癌の手術後にあると望ましいものはメッセージボードや筆記具です。

 会話をすることが困難な状態になってしまいますから、筆談などで自分の意思を伝えることになります。
 
 ハンドジェスチャーなども使えるのではないかと思ってしまいますが、実際やってみると言葉などに比べて表現力は貧弱です。
 
 無理をせずに筆談などでコミュニケーションをとるようにしましょう。

 そして舌癌の手術後に気になるのが生存率。これは見ない方がいいという人もいれば、現実をしっかり受け入れるという意味で見る人もいます。

 舌癌の生存率はそれほど低いものではありませんが、心の有り様によってはマイナスに働いてしまうこともあるかもしれません。

 心の持ちようを整えるために必要なのは舌癌を克服した方の著作などに触れてみるのも良いでしょう。

 先輩の話を参考にして、未来を想像するのです。

 暗い心は病を招くものです。

 暗くなるなと言うのも酷ですが、舌癌と正面から向き合っていく勇気を持てるのが望ましいことでしょう。

舌癌
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posted by HARUKI at 06:13| Comment(16) | 後遺症と舌癌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月25日

リハビリで舌癌と一体化する

 舌癌になった方にはその後のリハビリが必要になる方もいらっしゃるでしょう。

 
 舌癌で舌を切除した場合は、その後の後遺症が数多く存在することは強調しなくてはなりません。

 
 舌を切除して起きる後遺症で代表的なものは3つ。

 
 嚥下障害(食事の障害)と構音障害(会話の障害)、味覚障害になります。

 
 食事の障害については、固形物を飲み込めない、飲み物を飲めないというもので、舌を切除して初めて、『いかに舌が複雑な動きをしていたのか』ということを実感するそうです。

 
 どの程度の舌を切除するかにもよりますが、飲み物を飲む時、最初はまるで溺れているかのようです。

 
 コツとしては、飲み物の場合はタイミングによるらしいです。
 
 
 「飲むぞ」と決めてタイミングを図る、そういうことを繰り返してだんだんと飲めるようになるそうです。

 
 会話の障害については、発音できる音と発音できない音が存在します。

 
 日常生活においては周囲の理解、筆談やメッセージボードの活用などでカバー出来るそうですが、宅急便や急な訪問者の対応には困ってしまうかもしれません。

 
 ハンドジェスチャーなどで意思疎通を取る方もいらっしゃるようで切実さを表しています。

 
 
 味覚障害については、顎や頬にも味を感じる味らいが存在しているので、わずかながらにでも味を感じることは可能です。

 
 また、問題なく食事をしていた頃の経験、要するに味を思い出しながら食事をするなどして味覚のなさをカバーしている方もいらっしゃいます。 

 
 このように舌のない環境に馴染むには、工夫が必要となってきます。

 それでも、ごく普通の生活に戻れたよ、と仰る方に人間の強さを感じずにはいられません。

 舌癌によって、舌を切除された方は前途多難かもしれません。

 その心中は筆舌に尽くしがたいですから、安易なことは言えませんが、舌癌を乗り越えている人も実在するということを知っていただければ幸甚この上ないです。
タグ:舌癌
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2008年07月13日

化学療法による後遺症

 舌癌の化学療法による後遺症はやはり存在します。
 
 抗がん剤の投与によって発生してしまうものですが、舌癌が完治

 した後も尾が引いてしまうことも報告されています。

 まずは代表的なものから取り上げ、さらに掘り下げていきたいと

 思います。

 
 【骨髄機能抑制(こつずいきのうよくせい)】

 骨髄とは私たちの体を流れている血液を造っている器官のことです。

 
 骨髄バンクというのを聞いたことがあると思いますが、骨髄バンク

は骨髄をなんらかの理由で骨髄が正常に機能しなくなり、血液供給が

出来なくなってしまった方のために骨髄の提供を仲介する機関のこと

です。


 骨髄は白血球、赤血球、血小板などを生成していますが、抗がん剤

の投与によって、骨髄細胞が攻撃されてしまい、損傷することによっ

て様々な副作用や後遺症が現れることになります。


 【具体的な副作用は?】


 食欲不振、嘔吐、下痢、口内炎、口角炎、便秘、胸やけ、味覚異常、口渇。

 顔面麻痺、意識障害、記憶力低下、尿失禁

 脱毛、発疹、光線過敏症、紅斑、、爪の異常、皮膚肥厚などの皮膚症状・・・


 などなど数多く挙げられるのが実情のようです。

 日常生活では、運動能力の低下などが実感されます。

 わずかな運動だけでも息が上がってしまうなどです。


 また、この中でも特に、患者様が苦しんでいるのは脱毛と言われています。

 舌癌はもちろん、癌が完治した場合でも、その後も副作用による

脱毛や薄毛などが起きてくるのです。

 
 女性の場合は精神的にかなり苦しいものとなると考えるべきでしょう。

 また、女性の場合は生理不順なども併発してきます。


 対策としては、前者の場合は医療用カツラなどが用いられます。

 後者の場合は医師とよく相談して妊娠を自粛するのが一番のようで

す。

 医師との相談により、副作用や後遺症が回避できるよう適切な

選択を行ってください。
タグ:舌癌
posted by HARUKI at 18:32| Comment(0) | 後遺症と舌癌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

放射線治療による後遺症

 舌癌の放射線治療による後遺症についてまとめていきたいと思います。

 
 舌癌の放射線治療による後遺症は、放射線を癌細胞に照射し、攻撃

するのは良いのですが、残念ながら健康な細胞まで攻撃してしまうこ

とによって生じます。

 
 放射線治療に使われている放射線は、技術的な進歩が行われ、

治療の正確性は増していますが、現状では様々な副作用が存在しま

す。


 【舌癌の放射線治療による副作用】

 
 照射される人体の部位、臓器などが焼けどを負ったようになります。
 
 外照射(人体の外から放射する)する場合、放射線はまず皮膚を通

過せざるを得ませんので、程度の差はあれ、皮膚に炎症を起こしてし

まうことになります。

 
 舌癌の場合、照射する回数によって差が出ますが、

舌が腫れて、食事も会話も困難な状態になることが考えられます。


 また、味覚も一時的に感じられなくなり、唾液腺を痛めた場合は

唾液が出なくなり、口が渇く状態になることも報告されています。


 さらに舌癌が転移して、のどや食道の粘膜へ移った場合、その部位

に照射するわけですから後遺症は現れます。

 のどや食道の場合、飲み込む時の疼痛をひきおこすことがありま

す。

 また照射部位にかかわらず、全体的な後遺症が存在します。

 全身の倦怠感や食欲不振、吐き気などが報告されています

 
 照射期間にもよりますが、上記のいずれの場合も、照射を中止すれ

ば回復が見込めます。

 
 一時的な後遺症ー副作用と呼ぶべきですがーになる場合がほとんどですから、それなりに対策を設けられるはずです。

 
 唾液腺が正常に機能せず、口が渇くならペットボトルの水やお茶を

手元に置いておく、食事が困難なら流動食にする、会話が困難なら筆

談を行うなどです。

 
 
タグ:舌癌
posted by HARUKI at 17:55| Comment(0) | 後遺症と舌癌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月12日

手術治療による後遺症

 舌癌の後遺症は、舌の切除によって起こるものがほとんどです。
 
 また、移植による再建手術の際に、人体の筋肉を使用するので、

 そのことによる人体の後遺症も考えられます。

 ここでは、代表的な舌癌の後遺症をまとめてみました。

 ご参考下さい。



(1)嚥下障害(えんげしょうがい)−食事の後遺症

  舌は私たちの生活の中で非常に多様な役割を果たしています。

  食事も例外ではなく、食事の際には舌は以下のような役割を

  果たします。

  口の中に食べ物を入れ→(舌で歯と歯の間に食べ物を運ぶ)

  →歯で咀嚼する→(舌で唾液と混ぜ合わせる)

  →歯で咀嚼する→(舌で咀嚼が完了した食べ物をのどに運ぶ)

  →飲み込んで体内へ

  ( )の部分が舌が関わるステップですが、舌癌の手術によって

 舌を切除した場合、切除した範囲によって程度は異なりますが、

 食べることが困難になることが十分に考えられます。

  これは水も同様です。

  
 私たちは水を飲む時、口の中に水を入れる→(一度、舌で水をせ

きとめる)→飲み込む という動作を無意識的に行っており、誤って

水がのどに流れ込み、肺胞に入るのを防いでいます。

 
 ですから、舌癌の手術によって舌を切除した方の中には、誤って肺

に水を飲み込んでしまい「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」にな

る方もいらっしゃいます。

 
 食べ物と飲み物、いずれの場合でも、手術後の訓練によって克服さ

れている方がいるのは事実のようです。

 

 (2)構音障害(こうおんしょうがい)−会話の後遺症

 
 食事と同様、舌癌の手術によって舌を切断した場合、舌の切断範囲

によって異なりますが、会話の後遺症が現れることも考えられます。

 
 私たちは発音する際に、口と舌によって言葉を作っています。

 例えば、「あ」という音は舌を使わずしても発音出来ます。
 
 しかし、「ら」という音は舌を使って発音しています。

 
 このように舌癌の手術によって、すべての音が発音出来なくなるわ

けではありませんが、発音しづらくなる音、発音出来ない音というの

は存在します。

 
 日常生活において、会話が重要な役割を果たすのは言うまでもない

ですが、舌癌の手術によって舌を切除した場合、ある程度の障害が

あるかもしれません。

 周囲の理解や、筆談やハンドジェスチャーによって意思疎通を図る

ことが必要になるかもしれません。


(3)味覚障害(みかくしょうがい)−味の後遺症


 舌癌の手術によって、舌を切除した場合、切除した範囲によって程

度は異なりますが、味を感じづらくなるといった後遺症が現れること

も考えられます。

 
 舌には多くの味覚が存在していますが、頬や上あご、のどなどにも

味覚は存在します。


 勿論、舌よりは、味は感じづらいと言わざるを得ませんが、鼻から

の匂いと記憶や経験による味の再現も出来ると言われています。


【注意】 舌癌の後遺症の程度は、手術法などによって大きく違い

     が出ます。詳しくは、専門の医師とご相談下さい。
タグ:舌癌
posted by HARUKI at 12:44| Comment(0) | 後遺症と舌癌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする